木と実のミトン

noahさんから福袋が届いたので、その中の糸をさっそく形にしました。

この本の中からなにかひとつと思っていて。



このミトンはボブルがかわいくて気になっていたんですが、指定糸のブリティッシュエロイカなんかで編んだら、絶対ぶかぶかになりそうでどうしようかなーと思っていたのでした。

使った糸はフィルクローサのONDINA
風変わりなファンシーヤーンです。太めの糸にカラーネップが絡んでいるんだろうと思って、糸玉を持ってみたら想像と違ってすごくしなやか。

  



このように、3mm幅くらいの薄く細いリボンに白い糸が2本と小さなネップのある極々細い糸が絡んでいます。
糸の段階でテクスチャが完成している感じ。

リボンの伸びを白い糸が抑えてしまっているので、伸縮性がまったくありません。伸縮性を出したかったら編地で出すしかないのね。

編みやすくはありませんが、まぁおもしろい。
ファンシーヤーンって何に使うか難しいですよね。

Swatch作っているうちに、これなら太い糸でもしなやかで軽いミトンになるかな、と。



#6  木と実のミトン

  • デザイン 三國万里子
  • 使用糸 Ondinaby Filatura Di Crosa Bulky / 12 ply  Acrylic, Nylon, Rayon 66 yards / 50 grams
  • 使用針 JPN#10
  • 使用量 95g
  • 変更点 手が小さいので段数を6段、指は4段削りました。ボブルは減らしたくなかったので模様編みの中の交差(枝?)の出だしを変えました。片方出来上がってから編み図をよく見たら、ボブルは裏目だったようです。間違えたのでそのままもう片方も表目で作っちゃった。


しなしな、くったり、ジャストサイズなミトンできあがり。指定糸だと150gの使用量なので、ずいぶん軽くなったかな。

noahさん、どうもありがとうございました。